ベチバー
古くから愛用されている ソフトな香り
ベチバー【 Vetiver 】
インドや東南アジアなどの、熱帯地方原産のベチバーは「ベチベルソウ」や「クスクス」とも呼ばれている根から採取されるアロマオイルです。
虫除けの効果が高いことから、帽子やマットな編んで日用品としても活用していたようです。
ベチバーのアロマオイルは香水の香りを持続するベースノートとしてもよく使用されています。「ムスリーヌ・デ・ザンド」というヨーロッパの有名な香水は、サンダルウッド、ベンゾイン(安息香)、タイム、バラとともに作られているそうです。
ベチバーはその鎮静作用から「静寂の精油」としても知られ、土をイメージさせてくれるソフトな香りです。
| 学 名 | Vetiveria Zizanioides |
|---|---|
| 科 名 | イネ科 |
| 主な産地 | インドネシア・インド・タヒチ |
| 抽出部位 | 根 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 原料植物 | ベチバー。インドやジャワなど熱帯地方が原産地。日当たりがよく、風通しのいい肥沃な土地を好み、根茎50kgから約1kgの精油がとれます。 |
| オイルの色 | 濃い琥珀色 |
|---|---|
| 香りの系統 | エキゾチック系 |
| 香りの強さ | 強 |
| 香りの特徴 | 土の香りをイメージさせる深みのある温かい香り。 |
| 使 い 方 | 芳香浴・スキンケア・マッサージ・アロマバス |
| ノ ー ト | ベース |
| 効能 | 心 | ストレスと緊張をほぐし、リラックス効果もあります。 |
|---|---|---|
| 美 | 虫刺されの症状を静めてくれます。ニキビや脂性肌のスキンケアにもオススメです。 | |
| 体 | 関節炎・筋肉痛の痛みをやわらげ、疲労を回復にも良いです。 |
| 作 用 | 強壮・抗炎症・神経バランス調整・催淫・抗菌・鎮静・消化促進 |
|---|---|
| 成 分 | セスキテルペンアルコール類のベチベロール・セスキテルペンの炭化水素類のベチベン・ケトン類のベチベロン |
| 相性の良い オイル |
カモミールローマン・フランキンセンス・ゼラニウム・ラベンダー・ローズ・サンダルウッド・イランイラン |
乳幼児、妊婦は使用に注意しましょう。
