ベンゾイン

甘いバニラの香りで スキンケアに

ベンゾイン(別名/安息香)【 Benzoin 】

イメージ=アロマオイル辞典=ベンゾイン

ベンゾインの木の樹脂からできるアロマオイルです。

バニラのようなとろける甘い香りです。

別名は安息香(あんそくこう)。

名のとおり、緊張で浅くなった息づかいを安らかにリラックスさえてくれます。

古くから薫香、化粧品に使われたり広く用いられてきました。

現在ではベンゾインは香水の保留剤として広く用いられています。

なかでもタイ産のベンゾインは生産量もも少なく貴重です。

眠気を誘うこともあるので、集中したい時の使用は避けましょう。

学  名 Styrax Benzoe
科  名 エゴノキ科
主な産地 スマトラ・タイ・ジャワ島・インド・マレーシア
抽出部位 樹脂
抽出方法 溶剤抽出法(アブソリュート)
原料植物 ベンゾインは20mほどに成長する熱帯の樹木。白い花がうつむくように咲き、ナツメグのような堅い殻の実をつけます。
オイルの色 明るい茶色
香りの系統 樹脂系
香りの強さ
香りの特徴 バニラを思わせる豊かで甘い香り。
使 い 方 芳香浴・アロマバス・マッサージ・スキンケア
ノ ー ト ベース
効能 孤独感や傷ついた心を癒し、気持ちを楽にしてくれます。
ひび割れ、しもやけ、あかぎれや乾燥肌に潤いを与えてくれます。
風邪、咳、関節や気管支炎の痛みや炎症など、呼吸器系の不調のときに良いです。
作   用 鎮静・組織細胞再生・抗炎症・鎮痛・鎮痙・神経バランス調整・去淡・収れん
成   分 エステル類の安息香酸コンフィニル・有機酸類の安息香酸・エステル類の安息香酸シンナミル・芳香族アルデヒド類のバニリン
相性の良い
オイル
ベルガモット・ブラックペパー・オレンジスイートサンダルウッドイランイラン
眠気を誘うこともあるので、集中したい時の使用は避けましょう。