アロマオイルのブレンド

イメージ=アロマオイルのブレンド

アロマオイルのブレンドで香りに深みを

好きなアロマオイルだけで香りを楽しんでいませんか?

もちろん、好きなアロマオイルだけで楽しむのも良いですが、どうせ楽しむなら2〜3種類のアロマオイルをブレンドすると、香りに深みが出てよりいっそう楽しめます。

「効能自体は自分に合っているけど、香りがいまいち…」

という時は、自分の好きな香りのアロマオイルをほんの少しだけ混ぜると香りがブレンドされ、心地よくアロマオイルの有効成分を取り入れることができます。

また、一般的にアロマオイルはブレンドした方がより効果的な作用が期待できるといわれています。

アロマオイルのブレンドは、香りが変化するだでなく、アロマオイルの効能が合わさり、1種類だけで使うよりもさらに心身に働きかけてくれるようになるからです。

アロマオイルのブレンドには、特に決まりというものはありませんが、やはりマッチするという香りはあります。

例えば ──

原料植物が同じ科

これらは非常に相性が良いです。

香りのグループが同じ

当サイト内の『アロマオイルの種類』にある、香りのタイプを7つに分けた〝香りのグループ(下図)〟内でのブレンド。

香りのグループが隣同士

上記と同じ〝香りのグループ(下図)〟の隣り同士のブレンド。

イラスト=アロマオイルの種類は7つの香りから

ブレンド上達の秘訣「ノート」とは?

アロマオイルの種類によって、揮発の速さには差があり、一般的に揮発速度は

  • トップノート
  • ミドルノート
  • ベースノート

の3つに分けられています。

このノートをうまく使って組み合わせると、ブレンドのレパートリーが広がります。

もし、トップノートのものばかりを使っていたら、ミドルノートやベースノートのアロマオイルを少し垂らしてバランスを取ると良いでしょう。

トップノート

スピーディーに香りが立ち上がり、まず最初に感じるフレッシュな香り。
揮発性が高く、持続時間が短いのが特徴。
目安としては約30分で蒸散してしまいます。

ミドルノート

トップノートの後にほんのりと伝わってくる香り。
ブレンドの核となり、全体的なバランスをとりつつ香りの印象を決める中心的役割。
目安としては、2〜5時間程度香りが持続します。

ベースノート

最も揮発性が低く、時間が経過してから香りを感じることもあります。
全体の保留剤の役目で、香りに深みと安定感が出てきます。
とても持続性が高く、一日中、場合によっては数日間香りが残ることもあります。

ブレンドの相性

アロマオイルの相性』ページで、メインとなるアロマオイルに対して相性の良いアロマオイルをまとめてみましたので、参考にしてみてください。