ローズマリー

若返りのハーブとしても有名なアロマオイル

ローズマリー【 Rosemary 】

イメージ=アロマオイル辞典=ローズマリー

肉や魚の臭みを消すため、料理によく使われるハーブのアロマオイルです。

ローズマリーは、語源はラテン語の「ロスマリヌス」海の雫という意味で、「若返りのハーブ」「記憶のハーブ」とも呼ばれています。

殺菌作用や筋肉疲労をやわらげる効用があり、頭が疲れたときに香りをかぐとよいです。

大脳辺縁系の海馬という記憶をつかさどる機能に働きかけ、集中力や記憶力を高めてくれる効果があると科学的に解明されています。

ギリシャ人とローマ人は悪霊をはらうなど、神聖な植物として扱ったとされ、またエジプトの墳墓からはこの植物の残骸が見つかったことからも、ローズマリーは古代から愛用されていたことがうかがえます。

学  名 Rosmarinus officinalis
科  名 シソ科
主な産地 モロッコ・スペイン・フランス・ポルトガル・チュニジア
抽出部位 葉・花
抽出方法 水蒸気蒸留法
原料植物 ローズマリー。地中海沿岸地方が原産の常緑低木。花は、白、白×紫、ピンク、紫、薄紫といろいろあります。葉は料理の香りづけなどにも用いられます。
オイルの色 淡淡黄色
香りの系統 ハーブ系
香りの強さ 中〜強
香りの特徴 樟脳(しょうのう)のような、スッキリしたさわやかな香り。
使 い 方 芳香浴・アロマバス・マッサージ・スキンケア・ペットマッサージ
ノ ー ト ミドル
効能 脳に刺激を与え、眠気覚ましにオススメです。頭の回転を良くし、記憶力、集中力もアップさせます。
精神疲労・ストレス・眠気
肌のたるみやむくみにオススメです。フケを抑え、抜け毛にも良く、毛髪の成長を促してくれます。
肌のたるみ・むくみ・クスミ・フケ・抜け毛・セルライト
頭痛、偏頭痛、軽いめまいをやわらげます。風邪や気管支炎など呼吸器系にも有効です。
PMS・冷え症・肩こり・花粉症・鼻づまり・筋肉痛・消化不良・腹痛
作   用 強肝・血圧上昇・抗うつ・抗リウマチ・刺激・消化促進・頭脳明晰化・鎮痙・鎮痛・通経・発汗・利尿・収れん
成   分 酸化物類の1.8シネオール・モノテルペン炭化水素類のαピネン・βピネン・カフェイン・リモネン・βカリオフィレン・ケトン類のカンファー・モノテルペンアルコール類のボルネオール
相性の良い
オイル
グレープフルーツ・シダーウッド・ゼラニウムバジルペパーミントレモングラス
高血圧の方、妊娠中の方、てんかんなどをお持ちの方は使用を控えてください。
刺激も強めですのでご利用の際は少量づつお試し下さい。