アロママッサージで心も体もきれいに健康に

イメージ=アロママッサージ

アロママッサージとは?

アロママッサージは、アロマトリートメントとも呼ばれ、アロマオイルのスペシャルな活用法です。

アロママッサージのメリットは…

  • アロマオイルの有効成分を直接肌から取り込めます。
  • 皮膚を刺激し、筋肉の緊張をやわらげ、リンパや血液の流れを良くします。
  • もちろん香りによる効果も得られ、心も体も深いリラックス感を得ることができます。

アロママッサージをする前に

マッサージをする箇所を軽くもみほぐしてください。
お風呂上がりにアロママッサージをすると効果的です。

マッサージオイル

キャリアオイル(植物油 → 「キャリアオイルとは?」を参照)を用意します。
アロマオイルをマッサージに使う場合、キャリアオイルで薄めるのが鉄則です。

決して、アロマオイルを肌に直接付けてはいけません!

濃度の目安は、1〜1.5%です。

例えば、オイル瓶1滴が約0.05mlなので…

  • 1%のオイルマッサージの場合
    キャリアオイル 50ml → アロマオイル 10滴(0.5ml)
  • 1.5%のオイルマッサージの場合
    キャリアオイル 50ml → アロマオイル 15滴(0.75ml)

となります。

マッサージオイルの保存

マッサージオイルを保存する場合は、褐色や青色などのガラス製の遮光瓶に入れておきましょう。

アロマオイル成分が揮発しないようにしっかりフタをして、冷暗所に保管します。

保存期間は約2週間なので、ラベルにアロマオイルの名前や作った日付などを書いて貼っておくと良いでしょう。

必ずパッチテストを行ってからアロママッサージをしましょう。

マッサージの基本

マッサージオイルを手に取り、両手をこすり合わせ、オイルを温めてからマッサージします。

マッサージが終わっても、オイルはジワジワと浸透していきますので、すぐには拭き取らず、30分ぐらいはのんびりしましょう。

体内にたまった老廃物や疲労物質は、リンパの流れに乗って排泄されます。

リンパの流れ(下図参照)に沿ってマッサージすると、さらに効果的です。

イメージ=リンパの流れ

基本的なマッサージ方法

次の5つの方法があります。

1.軽擦(けいさつ) 【エフルラージュ】

手のひらで肌の表面を優しくなでるようにさすります。筋肉の緊張をほぐし、リンパや血液の流れを促す作用があります。

2.強擦(きょうさつ) 【フリクション】

軽擦法の様にさすりますが、力を入れてさすります。スピードや強さに変化をつけることによって、皮膚の深部まで刺激されます。老廃物を流し、内臓機能を高める作用があります。

3.揉捏(じゅうねつ) 【ペトリサージュ】

筋肉や皮下脂肪を粘土をこねるように、もみほぐします。筋肉がほぐされ、新陳代謝が活発になり、老廃物が排出されやすくなる作用があります。

4.叩打(こうだ) 【タポートマン】

手を開いたまま力を抜き、小指の下で軽くリズミカルに叩きます。筋肉の働きを活性化し、毛細血管を刺激します。そのため、血行がよくなり体が温まる作用があります。

5.圧迫法 【プレッション】

手に自分の体重をかけて圧迫する方法。圧迫した後は、少しずつ力を抜きます。精神面への働きが強く、神経の高ぶりを和らげる作用があります。

力の入れ過ぎや叩き過ぎや擦り過ぎなどは、皮膚に刺激を与え過ぎてトラブルを引き起こすかもしれませんので、注意して行いましょう。